さっと

秋田県南に住んでいる「風変わりな人」・・だそうです。

「彼岸の入り」だそうです

それにしても寒いっすねぇ…あの「暑さ」はどこに行ったのでしょうか?
今日から、お仏壇前にお膳をお供えしなきゃいけないんでしょうが・・・手抜き・じゃ、だめ?
 
はい、はい・・いつもの検索…
 「お彼岸」は仏教語で、ストレートにいえば「向こう岸」という意味です。対してこちら側は「此岸(しがん)」とよびます。一般的には現世を此岸、極楽を彼岸にたとえて、苦しみの多いこの世から、荒波を乗り越えて安らかな向こう岸にたどりつく、と解釈されます。そして彼岸にわたるために、仏教の基本的な修行法である「六波羅蜜」を実践しましょう、と説かれます。

 「六波羅蜜」とは
1 布施(ふせ)   他人にわけ与えることを惜しまない
2 持戒(じかい)  戒律を保ち、してはいけない悪い行いをしない
3 忍辱(にんにく) 困難に堪え忍び、怒りや恨みに流されず、辛抱強くやりとげる
4 精進(しょうじん)怠け心をおこさず、何ごとにも精一杯努力を続ける
5 禅定(ぜんじょう)坐禅により、おだやかで動じない集中した心を持つ
6 智慧(ちえ)   ものごとの道理を正しく深く理解しようとする
 地域によっては、中日はお寺にお参りして先祖供養をおこない、他の前後6日間は自分の修行のために上記の6種類の善行を一日一つづつ積む、と説かれることもあります。 
波羅蜜」は「パーラミーター」というインドの言葉を漢字にあてたもので、意味は「修行の完成」です。つまりお彼岸の期間中にはこれら6種の修行法をはじめとして、特に良い行いを積み、その修行によって自分も「彼岸=向こう岸」、つまり極楽浄土へ近づきたい、と願うのです。
 そのためにお寺にお参りして仏の教えを聴き、またすでに彼岸に渡っている御先祖様や亡き人の墓参をして供養し、報恩感謝の念を捧げるのです。
 お盆もお彼岸もお墓参りをしてお寺に足を運ぶのは同じなのですが、わかりやすくいえば、どちらかというとお盆は亡き人のためにお参りするのが主であることに対し、お彼岸は生きている私たちのための期間、と理解しても良いでしょう。
 私たちが仏の教えにより深く触れて学び、彼岸(向こう岸)に渡れるように努力する期間なのです。
 
めんどうくさい・・
生きている人のための日ならば、
ゆっくり寝かせて☆~ぃ!!