さっと

秋田県南に住んでいる「風変わりな人」・・だそうです。

あまざけ・・郷土の味

「あまえっこ」と言っているこのドリンクは、お味噌と同じで、家庭ごとにレシピ(形態や味付け)が違っているようで、とっても難しいもんだ・・と思っています。
市販品もありますし・・・ものすんごく「おいしい自家製」というものをいただいても、自宅の味がやっぱり「いっちゃん飲みやすく・おいしい。」し、せっかくの御好意をあちこちからいただいても「自家製が、いっちばーん!」なので~す。
うちでは、麹をお風呂に入れ(人間が気持ちの良いお湯の温度で、ひたひたにしておいて)ふやかして(こう云うのか?)、その間に同量のもち米かうるち米を炊いておいて、柔らかくなった麹に、少しずつ炊き上がったご飯を混ぜていきます。
もち米の場合には、ただ混ぜるだけですが、普通の御飯の場合には、昔、公民館などで使っていた湯飲み茶わんで1杯のお砂糖を、麹菌のエサ=繁殖の栄養源・エネルギーとして、足してあげます。
以前は、毛布で何重にも巻いて、コタツなどで一昼夜・寝かせたものですが、今は炊飯ジャーの保温機能で数時間おいたら、殺菌のために鍋に入れて煮立ててしまいます。
炊いたご飯で作るのですから、中に固形物らしいものがほとんどはいらなくって、風邪をひいて、のどが腫れていて痛くっても、どこにも引っかからないのが自慢なのです。