全国で懸念されている第8波が県内にも押し寄せている。

秋田県秋田市は16日、新たに1269人が新型コロナウイルスに感染し、1人が死亡したと発表した。新型コロナの病床使用率は、9月13日以来約2カ月ぶりに40%を超えた。

発生届の対象は282人で、保健所別では大仙が70人、秋田市と秋田中央が39人、横手が37人、大館が31人、能代が30人、由利本荘が21人、湯沢が11人、北秋田が4人。

16日は一日当たりの感染者数は4日連続で前の週の同じ曜日を上回った。

また、65歳以上で医療機関に入院していた感染者1人が死亡し、死者の累計は293人となった。

新たなクラスターは、能代由利本荘・大仙の高齢者施設秋田市・大仙の医療機関能代の中学校横手の事業所県北部の高校で確認された。

15日時点で新型コロナ専用病床には重症者3人を含む129人が入院していて、使用率は40.8%と9月13日以来、約2カ月ぶりに40%を超えた。