さっと

秋田県南に住んでいる「風変わりな人」・・だそうです。

50の手習い?

・・・むかしは寿命がみじかかったからねえ・・・死ぬ頃になって手習い・・・でも、いいじゃないですかぁ。

昨晩は、硬筆文字の書き方の添削と、仮名文字の基本形の練習をさせていただいた。
硬筆の部では、筆文字の古典臨書のいろいろな角の書き方の癖が出てしまうのを指摘していただき、仮名文字・臨書では、太さで強弱を表すことに加えて・・・う~む・・困ったことに「と」の右の「まくり」ができない。
いくら書いてみても、筆先がぐるりん・と回ってくれないのだ。
お手本のような線質が現れる先生の筆使いを見せていただくと、船を廻すようにきれいに筆先がターンするのが見てとれる。
私が書くと、ペッタンと折れて戻るのみで、きれいに穂先が廻りこんでくれない・・筆だけではなく、手首の返しが大切・・なのだそうだが、漢字の部の書き込みばかっり=手首は廻してはいけない書き方を、ながく続けている私には「そんな、簡単なこと・・・」といわれることが、なかなかできないのだからこまってしまう。
「小さなこと・部分に、こだわらないでもよいのではないのか。雰囲気が似ていれば・・。」と、先生はおっしゃってくださるが・・・先生のように一通り書けるようになった方が、自分の書き方で、そのお手本の特徴をつかまえて書くのは書道としては良いことなのだが、私のように初心者として臨書する身では、できるだけ基本の筆使いを身に着けないといけない・・と、自分勝手な話なのだが、そう思っているのだ。

スキーで、ボーゲンからプルークボーゲンやシュテムターンの練習をするときの挫折を思い出してしまった。
あの時「加圧と減圧が、まるっきり逆になっているのに、フツーに滑っていること自体が不思議過ぎる。これにこの先のことを教えるのは無理だ~ぁ><」と、コーチに匙を投げられてしまった若かりし頃のことだ。

不器用なのに、変な方向には「こ・器用」で・・・だから、癖がつきやすいのだと思う。
自分自身のこんなことに、落ち込んでしまっていても、何ともならないことなのだが・・・ふー
「まぁ、不器用で一定レベルまでなかなか到達できない・・だからこそ、ながく続けているのかもしれないんだし。」と、自分を慰めてみるが・・。

帰宅して、テレビをつけたら「偽装の夫婦」が・・・ドラマだから、色味のはっきりした=極端な人物設定なのだが、私から見たら「人に恵まれている社会・地域で生活している人々・社会が舞台なんだなぁ。」と、うらやましくなってしまう。
上を見たらきりがないし・・・食べるのも困難なところもあるという世界の社会性を知るようには、あんまり見回したらいけないのだろうなぁ…と思ってしまった。
日本にだって、格差社会は、モノスンゴク存在しているのだから・・・こういうドラマでそういうことを考えっるっていうのは、どうなんだろうねぇ。
同じテレビ番組でも、朝の連ドラの主人公は、いままでにないお金持ちの御育ちらしい・・・どうも、参考にならないなぁ。
どちらも、私が住む世界次元とはまるっきり別の世界の出来事なんだねぇ…きっと。

今日は木曜日・・・・この頃は土曜日曜までが、束縛されているような日々の連続で・・・特に今度の日曜日は夜の部までのようだ。(しかも、参加費を自己負担=支払ってまで、束縛される・・らしい。あ・・このことを、書き込んだのは内緒よ!!)
どこかでゆっくりしたい=何もせずに気のすむまで寝ていたいという気分・・・たぶん、一昼夜くらい寝ていたら、それで十分なのかもしれない・・というレベルの疲れ方なのだけれど。
でも、本当に何もしなかったなら、人様の前には出られないような人間だから、最低限のことはしなければ・・・なんだかなぁ・・・「自分が自分でいる」という「一般社会で生きていくためのキープ」をすることにさえも、疲れ始めている私がいます。
鬱っぽい性格やおもわぬ病気を抱えてしまった方が、ドンドン堕ちていくのって、こういう感じの時に、生活を保とうという気持ちが無くなって、しかも、その歯止めが無くなったら、イケない方向に進んでいっちゃう・・ということなんじゃぁないのかなぁ。
私も、今が「紙一重」状態なのかもしれない。(ん・・一発触発?・・なんか、単語の選択が間違っているような気がするけど・・わっかんない、だめだ~ぁ。)

ここ数日、あっためた牛乳を飲んだだけで、胃が重くなる・・でも、とにも、かくにも、たべて、この冬を越さないといけないんだと思うんだけれど・・・足搔けば足搔くほど、どんどん墓穴を掘っているのかも。
早いとこ、このジレンマから解き放されたい気分だが、いきているかぎりは、解放されるということは無いのだろう・・とも思う。
この頃、他界される方々のお顔が「安らかそう」なのだけが、唯一の救いです。(落涙)

追記
抗不安薬睡眠薬として病院などで処方されているベンゾジアゼピン系薬剤に薬物依存に注意を・・・という報道がでました。
「わたし・・そうなのかもしれない。」と検索したら、一覧表のなかで、私の服用薬の名前がある超短時間作用型の商品名とそのお隣の商品名のところには、なんと「非」のマークが出ていました。
あれ?お薬のせいではなかった・・ちゃうのかぁ・・あははは・・・わらってごまかそう。
・・・このことがあって、そんでもってまもなく、プリンターのインクと印画紙が届いたら、少し心が軽くなっちゃったから・・・なんだろうねぇ。