さっと

秋田県南に住んでいる「風変わりな人」・・だそうです。

小田原のお勉強 その2

テレビを見ていたら、小田原にTOKIOのメンバーも一緒に・・・
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塗り物のお店に入った・・城下町には塗り物が必要である。
武具に、塗り物の技術がないと、こまるから。
あの鎌倉だって、今でも塗り物が有名なのは、鎌倉武士という歴史背景があっての話なんだもの。
我が家だって、親が漆器の製造にかかわっていたのは、
その昔は、小さいながらもお城があったという地域性なのだから。
案の定・・・武具が出てきた。
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滑り止めに、こういう技術の粋を集められて使われた武具・・・いつも思うんだけれど、槍はまだいい方で、矢なんて、ほとんど使い捨てに近い武具なのに、なんで、あんなに1本1本が精巧な作りができたんだろうね。今なんて、弓道(実践ではなくお稽古=あたりまえかぁ><)用の弓4本か、6本組で、ン万円なんだよ。弓は使い捨てじゃないけど、消耗品にあたる矢・・きれいに無駄なく作ってあって(実戦用は、かざりはないらしいけれど)曲がっていたら使い物にならないから、節みたいなものがあるところが、湿気を受けると曲がるから、こすって摩擦で湿気をとって狂いをなくすのよ。一本一本・・・ものすんごい努力を注がれたものが、惜しげもなく戦場では消費されたんだなぁ・・って、考えてしまう。
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武器である銃弾を作るために発達した鋳鉄技術から育った、地元産業・・・黒沢監督もお気に入りで・・
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映画に大量に私用したんですって。
そうそう、あっちこっちの名所旧跡の選ばれ方って、ちょうど、ここ・・・
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秋田では角館の桜が選ばれるのと同じ・・・全国的に、そういう感覚で選ばれているんでしょうね。
そのすぐ近くに住んでいると、そこまで(そうまでして)騒ぐほどのものだとは、感じないんですけれどね。