さっと

秋田県南に住んでいる「風変わりな人」・・だそうです。

欲しいものと不要なもの

きのう、お盆用に「とうろんこ」と云われている、モナカの皮のようなものでできた飾り物を二袋と、ほおづきに小さい無理模様のひょうたん型の成り物がふたっつ入っているのを購入して
・・・わが家は、小さい青りんご四つの方がよかったんじゃなかったっけ・・・とかって、思いながら
…でも、庭もなくなり、一切合財・自家製では手に入らなくなってしまった生活を振り返ってみる。

昔は、とうろんこ以外は、買わないで=自宅のありものを工夫して、ご先祖様をお迎えしていたような・・キュウリに足をつける馬に見立てる飾り物は、食べ物を粗末にすることだから、すきじゃないし、ましてや「送る」ときのナスを牛に見立てるなんて・・そういう食べ物があったなら、飾り物にするよりも一皿・オカズを増やすという家柄なもので・・・すみませんねぇ、けちで><小さいころに、猫の額のようなところでキュウリやトマトを育てていたころから、野菜の馬も牛も作らなかったもんなぁ。

・・・・釈迦棚はすだれ状のモノに蓮の葉っぱをしいて・・・・
ア・・・この間まで戸棚の奥にアッタ、粗く糸で編んでいた物・・・アレが、ソレだったんだ・・・・う・・大失敗・・・
随分以前からの墓地の習慣で、食べ物を置いて行かないでください・・という指導があって、
飾り棚として、習慣が無くなって、ずうっと使っていなかったから、理解できない不思議なブツで「お寿司をまくものにしては、不潔><」という感じだったので、躊躇せずに捨ててしまった。

あまりにも、親達がやっていたマンマで・・・という「親たちの習慣」を守ろうとし過ぎているくせに・・・だめねぇ。
我が家の習慣は、地域に大火があって「そのあとに建てた家での生活習慣=親たちが行っていたこと」を踏襲しているのみで・・・
まぁ、地域一帯が燃えた火事の様子は白黒写真で見ただけで・・・その大火のころには、私は、まだ生まれていなかったわけで・・・そのあとに建てた家なので・・その日常が、我が家のやり方だと思っていた私としては、狭い了見なわけで・・・仏具一つにしても、正規な=立派なものに買い替える気はないので、親たちが組み合わせていたまんまで・・・間違って捨ててしまった、お寺さん方いただいた正式なものも、もしかしたらアルはずなんだけれど・・・ゴメンなさいね、イタラナクッテ。
・・・でも、私が、この世からいなくなったら、ぜ~~~んぶ、焼却しちゃっても、しょうがないと思っているから・・・・私が生きている間は、ゴミのように見えるものでも、一応、家の中においておいてね・・・おねがいだから。(いなくなったときに、このままだと、ゴミの量があまりにも・・凄過ぎるから、少しでも早めに片づけておいてほしいって?・・・はい、はい・・・ま、無理だぁなぁ。)

13日は、夕方になって涼しくなったら、ご先祖様を迎えに行くのが一般的な常識=普通だったのですが、お昼過ぎには、すでに「おがみっと」が廻って来始めますから(これがまた、ほんとうに早いんですよ~ぅ・・年々、どんどん早くなってきています。)最低限の考え方・常識的に、午前中に仏間や今や玄関を掃除をし終えて、お盆用に仏壇と、あたりを飾り付け・・・・それを、全部、誰にも邪魔されず、自分のリズムだけで行いたいのですが・・あ~ぁ、でも、またまた、あちらこちらから、いろんな口が出てくるんだろうなぁ・・・疲れるんだよね、そうなると。