さっと

秋田県南に住んでいる「風変わりな人」・・だそうです。

吹雪だった窓の外が、とても静かになっています。
どなたかが除雪作業を行っているおと・・金属的な硬いものと、雪が摩擦を起こしている・・そんな音だけが、窓から入って=きこえています。
横手と湯沢の街中のほかに、雪まつりを開催している集落がたっくさんあって・・どんなにか、混雑して、にぎわっているのでしょうかね?

パイロットフィッシュに引き続き、アジアンタムブルーを読み終わりました。
私は速読だから、読んだ・・といううちには入らないのかもしれません。
エロっぽい部分は、特に活字の塊として・・または医療雑誌を読んでいるがごとくの感覚で・・・具体的に書いてくださればくださるほど、医学書の感覚になってしまう私がいます。
活字が・・・とくにカタカナ表現されているものが、3Dの私の世界では、ナニを表しているのか、本当は理解できていません。これで、この本の情報内容の伝わり方は半減しています。
特に、曲名などは、その曲を理解しようという気にもならずに・・・さっさと活字を目で追っているのみです。
ちゃんとわかっている方なら、映画でも見る様に、その場面がしっかりと耳からの音として入ってくることでしょう。
登場人物が食べているものの、においや味も、読者は一緒に感じることができるのでしょう。
たとえば私の場合・・・ボルシチ・・という料理が出てきても、食べたことがあるのに、味もにおいもその感触さえも一切・再認識されてきません。
ただ、この二冊のなかにでてくる「アジアンタム」だけは、一時期、鉢植えを持っていましたから、これをあらわす言葉には、リアリティを感じ、目の前に、それぞれ、その場での状態が見えます。
これらの二冊は、リフレイン(?)のような内容で、切り方を変えて、主人公に関わる主な人をかえて、同じような時期を生きている物語のようです。
どちらにもつきまとわる「死」に対する、主人公の考え方が、私の祖母が亡くなった時=小学校二年生のころから、私の心の中に巣くっている「死」への考え方とにている主人公の姿にダブらせて・・・でも、男女の違い以外に、都会に住む人と田舎に住む人の環境の違い以外に・・・・職業の違い以外に・・・絡んでくる人間関係も、私にはあり得ない世界観・価値感で・・・だから、本を読むのでしょうね。
私以外の人の人生が、虚無であっても、架空であっても、いろんな設定がありえるのだから。
かぎりなくとうめいにちかいぶるー・・とかっていう題名の小説が出たあたりから、カタカナ表記の曲名や固有名詞が、私の世界では実際にどういうモノなのか、自分の生きている「度」がつくような田舎の世界では、よほどの努力をしないと触れることが無いものだから、理解のしようが無いのです・・・あ・・じょうねつとれいせいのあいだ・・とかいう本も読んでいないことに気が付きました。

やらなければならないことがたくさんあるのですが、動きたくありません。
寒さだけが、理由でしょうか?
午後から、歯医者さんに行かないといけないので、こんなことをしている間に、家の事や書道作品や・・・やんないと…でも、食事さえ作って食べる気になりません。寝ていたい・・・許されないことなのですが・・・う・・・いつかは立ち上がらないと…今、ぎりぎりまで自分を甘やかしています><